2020年6月3日水曜日

米デモで韓人商店79軒被害…なぜか略奪犯のターゲットに

連日続く米国のデモに便乗した暴動だが、韓国系の商店も例外なく被害に遭っているようだ。現在のところ79件の事例が報告されており、そのうちフィラデルフィアが50件と圧倒的多数を占める。意外にもカリフォルニアは3件と少なめだった。メキシコ料理店は無事だったという報道もあったし、デモ隊が敵味方をどこで識別しているのかが興味深い。

米国全域にデモが飛び火して1週間、米国内の韓人の被害もますます拡大している。

韓国外交部によると、2日午前基準で、抗議デモによってフィラデルフィア50件、ミネアポリス10件、ジョージア6件、ノース・サウスカロライナ6件、カリフォルニア3件、フロリダ1件など79件の韓人商店財産被害の届け出があった。だが人命被害はないものと把握された。

大規模な抗議デモが拡大する様相を見せると、外交部はこの日午前、李泰鎬(イ・テホ)外交部第2次官の主宰で現地8地域の総領事とテレビ会議を開催して今後の対策について意見を交換した。

会議にはニューヨーク、ボストン、アトランタ、シカゴ、ヒューストン、シアトル、サンフランシスコ、ロサンゼルス総領事と本部関連部署関係者が出席した。総領事は地域別の動向と公館別被害予防措置の実施現況などを報告した。

駐米大使館を含めた米国各地域の総領事館はホームページやSNS等を通して、できるだけデモの現場やその他犯罪が起きやすい地域への接近は当面控えてほしいとする身辺安全留意勧告措置を実施している。

外交部当局者は「今後も米国在留国民の被害現況を持続的に把握し、該当地域の当局と緊密に協力して現地国民の安全確保と被害最小化のために努力していく」と明らかにした。

ロサンゼルスではコロナ感染爆発が激しいから確か外出禁止令が延長されたはずだ。その影響で多くが店舗を閉めていたのかもね。今回のデモで注目される点は全米でロックダウンがほぼ解除されるタイミングで起きたということだ。つまり経済的に弱っている商店にとってさらなる大打撃に恐れがあるってこと。

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