2020年6月26日金曜日

韓国の幼稚園で集団食中毒発生、“ハンバーガー病”

韓国・キョンギ(京畿)アンサン(安山)の幼稚園で、園児99人に集団食中毒の症状がみられ、保健当局が疫学調査を進めている。

25日、保健当局によると安山所在のA幼稚園で嘔吐や下痢、血便など食中毒が疑われる症状を訴える園児が計99人確認された。

現時点までに園児および家族など約30人が病院に入院し、そのうち7人が退院、23人は治療を受けていることがわかった。

一部園児の場合、溶血性尿毒症症候群(HUS/別名:ハンバーガー病)の診断を受けたと報じられた。

保健当局は、現時点までに菌を確認できておらず、すでに処分された間食(おやつ)または給食の材料に問題があったか、または人同士の感染の可能性があるとみて、疫学調査をおこなっている。

疾病管理本部によると、該当幼稚園では去る18日、初めて腸管出血性大腸菌の患者が発生した。なお、幼稚園は今月末まで休園を決定した。


集団食中毒の患者が確認されたA幼稚園の園児のうち1人が溶血性尿毒症症候群(HUS/別名:ハンバーガー病)の症状が疑われ、追加入院したと26日、明らかにした。 

市によると去る18日、初めて腸管出血性大腸菌(EHEC)が確認されたA幼稚園の園児(184人)と教職員(18人)、家族など計295人に対して全数調査を実施した。

検査の結果、49人が腸管出血性大腸菌「陽性」判定を受けた。147人は「陰性」判定で、残りの99人は検査結果を待っている。

現在、23人(園児20人、園児の兄弟3人)が病院で治療を受けている。

このうち15人は溶血性尿毒症症候群が疑われる症状を見せており、別途に治療を受けている。そのうち4人(26日1人減少)は腎臓機能などが低下し透析治療を受けている。

この日までA幼稚園発の食中毒関連の有症状者は計102人(入院・自宅隔離、軽症状者など含む)で、前日より2人増えた。

18日初発の集団食中毒と断定しているのに、いまだに摂食日時や原因食品、発生の理由の推定、腸管出血性大腸菌の血清型別なども不明なのだろうか。

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